Markdownのsyntaxまとめ
Markdown記法について
本記事では手軽なシンタックスでHTMLで作成したような文章が書けるMarkdownについて取り上げます!
Markdownとは
2004年にジョン・グルーバー(John Gruber)によって開発された言語です。 主な特徴として、以下が挙げられます。
- プレーンテキストのように直感的で書きやすい
- タグなどの記載が不要のため、読みやすい
直接HTMLでマークアップするのとは異なり、まるでメールを書いているかのように自然に書けるのが大きなメリットです。
また、Perlで書かれたツールを使用するとHTMLに自動変換もしてくれます。 便利ですね!
ただ、対応していないWebサービスも存在します。Evernoteなどはその代表です。主要なブログサービスなどはほぼ対応していると言って、差し支えない状況です。
では、シンタックスに入りましょう!
Markdown記法の基本的なシンタックス
見出し・リスト
# タイトル ## 大見出し ### 小見出し - unorderedリスト * unorderedリスト + unorderedリスト 1. orderedリスト 2. orderedリスト
- 見出しを記載する場合、#の後にスペースを必ず入れましょう。
- リストを使用する際は、上下の空行と「-」「*」「+」後のスペースに注意しましょう。
- 連番型のリストについては一旦全て1.で作成しておくと、後の変更時に便利です。
また、definition型のリストに関してはHTMLのdlタグをそのまま使用することで対応可能となります。
<dl> <dt>リンゴ</dt> <dd>赤いフルーツ</dd> <dt>オレンジ</dt> <dd>橙色のフルーツ</dd> </dl>
強調表現
**強調** _イタリック_ `コード表記`
バッククウォート(` `)を使用すると、例えば `var sum = 10`はvar sum = 10
のようにコードに変換されます。
リンク
[リンクテキスト](URL) #inline表記でタイトルなし [リンクテキスト](URL "title") #inline表記でタイトルあり [リンクテキスト][id] [id]:URL "title" #referenceスタイル [リンクテキスト][] [リンクテキスト]:URL #ショートカット
- [Google](https://www.google.co.jp)は、Googleとなります。
例. I get 10 times more traffic from [Google] [1] than from [Yahoo] [2] or [MSN] [3]. [1]: http://google.com/ "Google" [2]: http://search.yahoo.com/ "Yahoo Search" [3]: http://search.msn.com/ "MSN Search" I get 10 times more traffic from [Google][] than from [Yahoo][] or [MSN][]. [google]: http://google.com/ "Google" [yahoo]: http://search.yahoo.com/ "Yahoo Search" [msn]: http://search.msn.com/ "MSN Search"
画像
![代替テキスト](画像パス) ![代替テキスト](画像パス ”タイトル”)
引用
>文章
文頭に>
をつけて、そのまま文章を記載すれば引用の完成です!引用内でも見出しやリストなど、Markdownは使用可能です。
最後に
本記事では基本レベルのものに限定して取り上げております。
Markdown記法は、チェックボックスや打ち消し表現など多岐に渡ります。
その他のシンタックスにつきましては、公式ドキュメントをご参照下さい。
また、このブログもMarkdownで書かれております。
文中の説明時に、\
を使用することでエスケープをしています。
バックスラッシュエスケープはHTML同様使用可能ですので、補足となります。
以上です!