さくらVPSにLinuxのDebian9インストール
Linuxディストリビュージョンとインストール
Linuxディストリビュージョンとは
Linuxディストリビューションとは、「Linuxカーネルとドライバやアプリケーションをパッケージして、利用者がインストールしたり、利用できる形にまとめ上げたもの」です。
また、用途によって一般用(Desktop用)とサーバー用に分かれます。サーバー用としては、
以上の2種類が有名ですね。Debianは老舗で歴史が古く、多くのナレッジが蓄積されています。ここから派生したのがUbuntuです。 名前が面白いですね。
私が参加しているFjord Boot CampではDebianを推奨しています。理由は、
DebianはDebian ProjectのLinuxディストリビューションで、オープンソースの定義の元になっているそうです。
ちなみにマーケットシェアは以下のようになります。詳細はこちら。
どこにインストールするのか?
仮想化サーバー色々ありますよね。Oracle社のVirtualBoxとか。
私はさくらVPSにしました。2週間無料でお試しできますので是非。サーバーを利用するには会員登録が必要となります。
インストールの手順
まず、さくらVPSの会員認証画面に入りましょう。ログインしたら、サーバー一覧より対象サーバーををクリックします。
その後、右上の「各種設定」より「OSインストール」を選択。
OSは標準OSではなく、「カスタムOS」を選択します。
色々OSが選べるので、「Debian9 amd64」を選択。その後は、カスタムインストールを実行。終了したら、「VNCコンソールを起動」を選んでください。
VNCコンソールを起動すると以下の画面になります。
ちなみにここからはカーソルキーを使って、Enterという流れです。
- 言語
- 国
- キーボード→私はUSキーボードのため、「米国」を選択。
- ネットワーク設定→ドメイン名もホスト名も全て「続ける」を選択。
- ユーザーとパスワードのセットアップ
- rootユーザーのパスワードを入力して、「続ける」を選択。
- ユーザーネームとパスワードを設定し、入力して「続ける」を選択。
- ディスクのパーティショニングの画面では、「ガイド -ディスク全体を使う」を選択。
仮想ディスク1を選択して、続けます。 「すべてのファイルを1つのパーティションに」を選択。
「パーティショニングの終了とディスクへの書き込みの変更」を選択。書き込みするかどうか問われるので、「はい」を選択。
インストールの完了の画面になったら、「続ける」を選択。
インストールが終わり、サーバーとの接続は切れます。
インストール完了です!
サーバーの稼働には
さくらVPSの各サーバーの情報画面から「起動」をクリック
サーバーを起動していないので、「停止中」となっていますよね。
起動します。
「稼働中」になりました!
「コンソール」より「VNCコンソール」を選択すると、黒い画面が立ち上がります。
最後に
これでOSのインストールが終了しました。
USキーボードを使用する場合、配列を変更する必要があります。詳細は下記記事をご参照ください!
次回よりLinuxのファイル操作です。